平成26年度 長崎県教育センター 調査研究
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いじめを生まない学級・学校づくりを目指して(教職員の実践力を高める校内研修プログラム)の作成と活用

目 的

  平成25年6月に、「いじめ防止対策推進法」が成立し、同年10月に国の「いじめの防止等のための基本的な方針」が策定、同12月に本県でも「長崎県いじめ防止基本方針」が策定されました。
 その中で、各学校においては「学校いじめ防止基本方針」を策定し、「いじめ防止」「いじめの早期発見」「いじめに対する措置」等について、「学校がどのような子どもを育てようとしているのか」、そのために「教職員は何をするのか」、「保護者や地域はどう協力するのか」等を示すように求めています。
 
いじめはだれもが被害者となり、加害者になります。だからこそ、一部の児童生徒の対応だけでなく、児童生徒自身がいじめの問題を自分たちの問題として受け止め、いじめ防止に向けて主体的に考えて行動できるようにすることが大切です。
 そこで、いじめについての基本的な考え方を全職員が共通理解し、いじめの予防と対応における教職員の実践力の向上を図ることを目的として、本冊子(教職員の実践力を高める校内研修プログラム)を作成しました。


主な取組
内容
いじめを減らすため、教職員が組織的に対応すること、いじめ予防のため、児童生徒の望ましい人間関係づくりを促進することの「いじめの予防と対応における校内研修プログラム」を開発
方法
研究協力校2校の「いじめの対応」における校内研修の実践と検証を協議し、本冊子に反映させた。
「いじめの定義」「いじめの態様」「いじめの理解」「いじめの予防」「いじめの対応」等の理論編を作成した。
「共通理解を図る研修」「いじめの対応の研修」「いじめの予防の研修」の3つのプログラムを紹介する実践編を作成した。
成果物
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いじめを生まない学級・学校づくりを目指して~教職員の実践力を高める校内研修プログラム~
  ◆分割ダウンロード◆
 第Ⅰ部 「理論編」 
   第Ⅱ部 「実践編」